アイデンティティクライシス

自分が自分じゃなくなる瞬間、地に足がつかなくなる感じというか、

見える景色や聞こえる音が全て映画を見ているような感覚に陥ることがある。

つい最近もそうだった。

 

自分が本当になにが好きなのか、なぜそれが好きなのか、或いはなにに嫌悪感を抱き

どういう理由でそれを拒絶するのか、自分について考えれば考えるほど見えない穴の

中へ突き落とされていくような気がした。

外に出かけるようになって、友人と話している中ではっとするようなことがあり、

それから少しづつ自分の価値観を客観的に見ることができるようになり楽になった。

頭のうしろから亡霊のように、景色を眺めていた自分が元の自分に戻ってくるかのように、以前あったおかしな感覚も正常に戻りはじめた。

 

例えば、なにかしらの出来事によって、自我が崩壊しかかったとしても

なにを貫いて、なにを諦めるか。常に考えることはやめたくないと思う。

 

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夜は踊って過ごすことにしよう(哲学書は読まないこと)

いつも仕事や人間関係に行き詰ったとき、哲学書や心理学の本を引っ張りだしてくるのだけど、それがよくないのか、余計に考えすぎて不眠に陥るのでやめることにした。

そして、いつかコンビニで買ったこれさえ読めばOK!な哲学本が行方不明になってしまったのも、まあそういうことなのかもしれない。

 

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これは最強に好き

耳がうきうきするくらい豪華な面々。個人的にはBIMとPUNPEEのあの独特な

抑揚のつけ方がたまらなく好き。OMSBのラップを初めてきいた曲でもある。

 

自分でもあのパッド使ってビート作るやつ(適当)でリズム打ち込んでから

シンセとか重ねて音楽作りたい!とりあえず貯金。とりあえず服を我慢するんだ...

その鮮やかさを

数週間前から村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」を読み返している。

しばらく読書から遠のいていると読むスピードも集中力も落ちるものだ...

 

彼ら/彼女たち、と僕とは、まるで宇宙の暗い空間に浮かぶ二つの

遊星のようにごく自然に引き合い、そして離れていく。(上:P26)

 

目を閉じてこの一節を唱えるのが好きだ。悲しい感情や、後悔のような主観的な表現ではなくて、淡々と宇宙の仕組みのように、物理で言うそれのように。

私たちもきっとそうだったのだろうと思うと、胸の内がなんだか滑らかになっていく気がする。(運命も必然も、勝手にそう呼んでいただけで本当はー)

 

そして、学生の時に読んだ印象と今とでは全然違うなあと思った。

あれからもう何年になるのだろう...

読書記録:161228【引き寄せスパイラルの法則】

 引き寄せの法則系の本を幾度か読む機会があったけれど、

一番分かりやすく、かつ実践しやすい内容にまとめられていたのがこの本

 

自分を受け入れた瞬間、何かが起こる!  「引き寄せスパイラル」の法則

自分を受け入れた瞬間、何かが起こる! 「引き寄せスパイラル」の法則

 

 

作中で何度も登場する重要な決まりごと

(これを心がけることで引き寄せ力がアップする)を要約すると

 

・自己肯定力を高めることを意識する(自分を認め愛す)

・いつも良い気分でいるよう思考を選択する

・自分の喜び、楽しみを知り、自分を満たしてあげる

・嫌な出来事やネガティブな気持ちを抱くことがあれば、スルーする

・日々のいいこと探しをして、素敵な面を積極的に意識するようにする

 

 大まかに言うとこういったゆるいルールを日常で意識すると、自然と自分の中の

「引き寄せ力」がアップして、次第に磁石のごとく良いことを引き寄せていくという

正のループが繰り返されるそう。

 

 この本を読んで、気づいたのが自分の思考のほとんどがいかに外へ、他人へ使われているか...ということだった。例えば、何気なくテレビをつけてニュースを見てる時間の割合、覚えないといけない内容でもないし気づくと忘れてるのにそこに使われる思考が多いなあとか。周りの人や他人のことを考えて過ごす時間が長いなあとか。

 そうではなくて、自分を第一優先に、自分喜ばせることや楽しい時間を増やしていい気分でいる工夫をすること。ああ、意外にできてなかったんだなあと気づいた。

 

 ということで、1日のうちに自分の趣味に費やす時間を取り入れたり、たまには

甘やかしてゆっくり休んだり、好きなものや人のことを考えてにやにやする時間を

持ったり、そういうことを意識して実践するようになった今日この頃です。

そのうち、効果が現れるかな?もう何となく小さなことだけれど良いことに遭遇する

ようになってきたかも。

楽しみながら続けられるので、これからも楽しみです

逃げてしまおう

odol の 逃げてしまおう という曲がとても好きだ。

「いつか僕らは逃げてしまおう 二人を知る人のない場所へ」

というくだりの、逃避行ではないけれど、そういった

逃げる=マイナスではなく、映画のワンシーンのような

そんな刹那や美しさの感じられるあたり。

 

最近になって(夜明けを待つのが怖くなって)から、

夜を抜ければ、を聴いて音の重なりやその繊細さに惹きつけられた。

 

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